■   くろくにの○△□対談・07   ■


○△□往復書簡・往信 11/2007.11.21

  むこうやんまさん

  おはようございます。
  今日もこちらは快晴です。

  阿蘇は、私も好きなところです。
  母の、そして、私が生まれたのが熊本、。
  日本の自然観・動物観の調査でエール大学の先生とローカルバスなどで、
  あの地域を動き回ったこともあります。 カナダから帰って直後の1987年のこと。

  山口さんは私と同じ年齢。
  むこうやんまさんがそのように表現される方とはどんな方なのか。
  是非、お目にかかり、お話を伺いたい! と思ってしまいます。

  ある想いをもっていると、そのつながりが広がってゆくのですね。
  むこうやんまさんのおかげで、
  これまでとは違ったつながりが広がってゆくような感じです。
  ありがとうございます!

  昨日20日の毎日新聞の夕刊に、
  五風十雨農場について、収穫感謝祭にいらしてくださった田中さんが紹介してくださっています。

  田中さんは物理学を大学院で学んだ方で、
  アラスカ大に留学されて北極の氷が融けるのを見てきています。
  今、気候変動問題をカバーする最前線にいる方です。

  そのような方が、
  日本の土地を見直してくださるということは、とてもうれしいことです。
  このような役割も、五風十雨農場として果たす可能性が見えてきていますね。

        どうぞ、よい一日を!
                      くろ

毎日新聞切り抜き



○△□往復書簡・復信 bP1/2007.11.22
 くろさん。 
  阿蘇の広大な自然に癒されて帰ってきましたが、あの素晴らしさは魅力的でした。観光では草千里も放牧も単なる点景でしたが、
 そこ住む人に案内されススキの原で暮らす赤牛の集団と対話しながら苦労話や、楽しさを聞くと興味も全然違ったものになります。
 心が通う観光、感動を五風十雨農場でも目指したいものです。


 毎日新聞の掲載を見ました。好意的に書かれていて私たちの活動に愛情すら感じさせる記事にみんな喜びました。
 早速熱海から御夫婦がおいでになったり、会員にと申し込みのメールもありました。反響が素早いのも感動的ですね
     ○
     △
     □
チェーンソウを振り回す重労働の開墾作業から帰ってきて、一眠りしたところです。
拙い原稿で平松さんには最後まで世話を焼かせてしまいましたが、印刷の運びになったとのことおめでとうございます。
 『学際』表紙も素晴らしいですし、巻頭言も彩を添えて素晴らしい本になったようでページを開くのが楽しみです。
     ○
     △
     □
27日の統計研究会創立60周年記念シンポジウムですが、
27,28とSVO対応で、安曇野にいっておりますので参加できません。盛会をお祈りしています。

                                             むこうやんま



○△□往復書簡・往信 12/2007.11.25

 むこうやんまさん
 おはようございます。
  今朝は昨日よりはあたたかです。今日も快晴となりそうです。

  6時過ぎまで、西の空にお月様が出ていました!
  日本の月回周衛星”かぐや”からの写真は、あそこから地球を見た写真なのですから。
  自分を客観化することが必要なように、
  地球を、私たちが生きる唯一の星の大切さを知る上で、
  このような写真はとても役に立ちますね。
  こんな真っ黒な中に浮かんでいる青い地球。
  写真は毎日新聞(2007年11月14日)掲載のものです。


月の満ち欠け


この写真を見ていると、
Gus さんが、『学際』の巻頭言で、

「私たちにできる次の世代への最大の贈り物は、持続している地球そのものであるにちがいない。
私たちの始まりであり、私たちを涵養する究極の源泉である地球を残し、それと調和した人間社会へと
創り直すこと、それ以上に、重要な目的を考えることはできない。」
という表現は心と身体に響いてきます。

今を生きる私たちの役割は重くもあり、大変ですが、同時に、やりがいがあるともいえるのではないでしょうか。

昨日、日本では勤労感謝の翌日、他国ではまだThanksgivingの日に、
スイスから思いがけない本当にうれしいメイルを受けとりました。とても不思議なできごとでした。

その後に、
 五風十雨農場の音楽監督の羽鳥典子さんの「うたの夕べ」で、
 岡部多喜子先生を囲む弟子の皆様の”心をこめたうたい”にひたってきました。
 羽鳥さんのうたは、本当に、のびやかで、甘く、深いです!
 あの空詩土音楽会の曲目が練りに練られたものであること、よくわかります。
 このような幸せは、安心できる土地があってこそ。

この連休は、
 私たちは、過去から何を引き継ぎながら、創り加えて、次に渡してゆくのかを想いました。
 本当に、”すべてのものへの感謝”の連休となります。                                    

 むこうやんまさん 
 SVO対応とはなんでしょうか?
 次の復信では、安曇野でのお話を聞かせてくださいますか。

 どうぞ、よい一日を !          くろ



学会の表紙



(注)読者の皆様へ
『学際』とは、財団法人統計研究会理事長である宮川公男先生が編集している雑誌です。
この27日に、統計研究会は創立60周年を記念してシンポジウム・祝賀会を開催します。
この記念行事の一環として発刊される『学際』20号の特集「持続可能な未来ビジョンー
Our Common Future から20年目」は、宮川先生に黒坂が協力して企画編集・執筆したものです。
ここでは、1987年に「持続可能な開発」という概念を提案したブルントランド委員会の「我ら共有する未来 Our Common Future 」を振り返りながら、地球と人びとの未来について、いろいろな分野の方々が論じています。
巻頭言は、『西暦2000年の地球』をカーター大統領環境諮問委員長や、国連開発計画総裁などを歴任したジェームス・グスタフ・スペス氏が、「持続可能な未来への望ましいビジョン」と書いています。
黒坂は、「21世紀のOur Common Future −多様ないのちと人びとの安寧のために」
向山は、「未来を創るフロンティア」の例として、「マイナス成長を目指す経営ー地方の企業の
実行力」と題して投稿しています。
詳細はここをご参照ください。

 

○△□往復書簡・復信 bP2/2007.12.2


くろさん。

次のエネルギーを考えるためにSVOの勉強会でシャロムヒュッテに番頭さんと一泊してきました。それからの意気投合というか同じ波長を持つ者同士と言うか、いろいろなものが急激につながり始めてきました。自然農、パーマカルチャー、スローな生き方、人生観、目指しているものなどなど、殆どのことで意見が一致したり、夢が似ている人には中々出会えませんが何だかスピード違反になりそうなくらいの急速接近です。もう20年以上も前から自然と調和した生活を説きつづけ、実践してきた人ですから、私には素晴らしいを超えて尊敬できる人となりました。
  昨日はシャロムから12人ほどが番頭さんのピクニックランチを食べに来てくれました。
田舎丸出しというか、生活そのものの中で心づくしの食事を楽しんでいただきました。三ツ星のレスタランはあっても、この雰囲気はどこにも勝るものですから、宿泊や食事を出しているプロの臼井社長も絶賛の言葉を連続して発してくれました。番頭さんも嬉しかったでしょうが、私も本当に嬉しいひと時でした。心を込めておもてなしをすれば、ストレートで返ってくる、それがまた全体の雰囲気を良いものに高めてくれる循環で、お別れしてからもその余韻を楽しみました。深いところでつながれることが実感できるのはまさに至福ですね。
 くろさんや、羽鳥さんたちとの最初の出会いの興奮と同じです。このところ人との繋がり方が以前とは全然違ってきているように感じます。時代は急激に動いているような感じがします。
 「学際」凄く良くまとまったものになりましたね。市田さん、田中さん、飯島さんなどご縁のあった人も投稿されていて、いろいろな切り口が大いに参考になりました。
10日にお会いできるのが楽しみです。

 むこうやんま


○△□往復書簡・往信 13/2007.12.9

  むこうやんま さん シャロムヒュッテでのSVOの勉強会の様子、
そして、新たなわくわくする出会いのお話、ありがとうございます!
メイルでもほんとうに十分にあたたかさが伝わってきます!
むこうやんま さんや、番頭さんのおかげで、
これまで長いこと望んでいたような“つながり”がひろがってきています!
“シャロム 安曇野”を訪ねてみたい! 

あの地域は大好きなところ。
学生の頃、20代の頃には、山にスキーに、ドライブに、、とよく訪ねましたし、
動物雑誌『アニマ』創刊の準備の時にチョウの写真のことで田淵行男さんをお訪ねしたこともありました! 
そして、1994-5年頃、WRI(世界資源研究所)の同僚を連れてもゆきました!
最初は、ケントン・ミラーさん。長野オリンピック開催に向けて、自然破壊が問題になっていた頃で、二人で、その現場を見て回ったこともありました! 彼は、IUCN(国際自然保護連盟)の事務局長をして後に、WRIの生物多様性部長として、「生物多様性条約」を1992年のリオ地球サミットで採択されるように、数年計画で政策アプローチを展開した人です。
 2度目は、ジャネットとノーマン・ブラウン夫妻 と ウォルト・リードさん。
安曇野のわさび畑、禄山美術館なども案内しながら過ごした楽しい時間を思い出します。
ウォルト(つい、年下なのでこう呼んでしまします。日本人が出てしまいます。)はケントンさんと一緒に、1992年に「生物多様性条約」となる下準備に関わった若手の(当時30代半ば)で、2000年から始まった「ミレ二ウム生態系評価」の最初のアイデアをWRI所長のジョナサン・ラッシュと発想し素案を作り関係者に働きかけて、国連のプロジェクトとにして、事務局長として地球の生態系の能力が人間のムチャな経済活動によってかなり弱ってきている事実を科学的データでまとめあげた人!
 ジャネットさんは、『地球環境政治』(有斐閣)の著者、ノーマン さんは、実は、、、とても日本と深い関係にあるのですが。とても長くなるので、別の機会に書いてみます!

 長くなりましたが、もし、その当時、シャロムー安曇野を知っていて、連れていったら、 彼らはきっと大喜びしただろうな、とお伝えしたかったのです。
 今日はこの辺で。        くろ



○△□往復書簡・復信 bP3/2007.12.11

 くろさん
 昨日はこんな人たちが突然現れてSVOというてんぷら油でストレートにデイーゼル車をはしらせようというグループです。永続循環型の社会をつくる一方法となるでしょう。 むこうやんま

  知恵から創り出すSOV―天ぷら油で車を走らそうー
  SOVに第1人者はいません。
  みんなで苦労し油まみれになって
  失敗して動かなくなって冬の高速で整備を重ねたり
  涙を流す失敗物語がたくさんあります。
  でももったいないという精神が底流にあります。
  少しでもco2の削減にも貢献でき 
  そんな仲間のつながりを嬉しく感じています。
  このつながりがsvoより嬉しく思いますし大切にしたいです。。

  給油の必要ない車 もうすぐ具体化します。
  水を分解しながら水素と酸素を使い水を作りながら走る車です。
  水に低周波をかけると可能です。 もうこの技術は確立している様です。
  でもこれが世界にでればオイル産業は大混乱。
  自然と共生する技術は自然界にあります。
  原始転換だって植物がしてますし、動物は草をエネルギーに変えています。
  自然界に間違いはありません。
  信じるものはだまされる、 
  人のいうことはたくさんの間違いがあります。
  正しいか正しくないかの判断力を持つ、 
  こちらの方が大切です。



○△□往復書簡・往信 14/2007.12.11

 皆様の挑戦! とてもおもしろい! ですね!  
 心強い気持ちになってきます!   
 ありがとうございます。     

 私も、こちらでの知恵の輪のひろがりのお話をお伝えします!  
 まず羽鳥さんとのメイル。
  あの空詩土音楽会の後に、羽鳥さんの出演される二つの全く異なる演奏会にまいりま した。
ひとつは、“レクエムの集い2007―メンデルスゾーン没後160年を記念して ー<エリヤ>”、これは東京カテドラル聖マリア大聖堂で。ソロ歌手と合唱団とオー ケストラ団員あわせて90名余が心身のすべてをこめてメンデルスゾーンへと捧げる 想いを3時間近く謳い続けるもの。その大きな波のような振動に聞いている聴衆も心 身で浸ってしまうという、何とも初めての経験!でした。

 その合間に、岡倉天心展に。
彼が100年前に危惧していたことが、今日本中にあふれていることを見るにつけ、彼の先見性に驚きと敬意の念を感じます。そして、今も、日本人が自らの基本のアイデンティティを失わずに、且、21世紀の世界で生きてゆくための何か拠って立つものを創造するプロセスは続いているのだと、改めて想います。  

 もうひとつは、奏楽堂での「うたの夕べ」でした。 本当に、心温まる、そして、なぜか最後には自然に目に涙があふれでてきたひと時でした。この奏楽堂は明治23年に創建されたは日本最古の木造の洋式音楽ホールで、国の重要文化財に指定されているそうです。 (http://www.taitocity.net/taito/sougakudou/index.html )  羽鳥さんのブログで、恩師の若菜みどり先生がこの保存に尽力されたお話を書いている由緒ある建物。
                           
 羽鳥さんとのやりとりで、  
 是非、ここでお伝えしたかった彼女の表現!  
 許可をいただいて引用してみますね。  
 私が少しムチャな表現をしましたところ、このようにきちんと答えてくださったの!

「応用力は基礎があってこそ出て来るものですから。
音楽家の作業は、農業に似ています。
想念で歌は歌えません。
もの 凄く泥臭い作業の積み重ねです。
お客様は「実」をお聞きになるわけですが、
その実の為に、毎日土を耕し、種を蒔き、水をやり、
そのどの行程も「はしょる」ことはできない。
その繰り返しあるのみです。
今また耕しの季節に入りました。
実は私はこれが一番好きかな?」  

なんて素敵なことを知ってしまったのでしょう!
メッゾソプラノさんから、こんな表現がでてくるとは!!!!!!
これはすべてのことに通じますね。

むこうやんま さん、農場長さん、番頭さん!
このような姿勢の羽鳥さんだから、
五風十雨農場の収穫感謝祭の空詩土音楽会は、
天と地に恵まれたのですね!



○△□往復書簡・復信 bP4/2007.12.13

  くろさん。  
12月3日に手前味噌仕込み会がありました。部外者は10人ほどでしたが和気藹々みんな楽しく60キロを4樽仕込みました。昨年仕込んだ味噌は大好評で、キロ1200円でも欲しい人が沢山います。私は毎日三回は味噌汁を飲みたい人ですが、何度飲んでもいつでも美味しいと思います。自分でつくったものは格別の味がするものなのでしょう。
   参加者の中に羊の毛を脱脂、染色、糸つむぎ、織りなどを趣味でやっている人がいて、5月3日の羊の毛刈り会がワークショップ化できそうな感じです。世の中は色々な趣味の人がいるので楽しみ方も様々にできて嬉しいです。
                                    むこうやんま



○△□往復書簡・往信 15/2007.12.13

  むこうやんま さん  
 12月8日と12月10日の特別な日を前にして、
 クリスマス・プレゼントのようなうれしいメイルを受けとりました!
 それは、
 1991年に私が書いた「真のゆたかさとはなんなのだろう」という部分を
 小学6年生の国語の教材に使いたいというメイルでした。

編集者からのメイルの一部。
「 1991年にポプラ社から子ども向けに出されたセット販売の
『地球の環境問題シリーズ (全7巻)』奈須紀幸・伊藤和明・編)は
全国ほとんどの小学校の図書室に置かれて、
「環境問題」という言葉すら定着していなかった時代に、
多くの子どもたちが「地球環境の問題」を知るきっかけになってくれたものです。
黒坂さまには、
シリーズ1 大気汚染から地球をまもれ!」と題した部分の最後の章で
「真のゆたかさとはなんなのだろう」とうタイトルで、
北海道の自然の変化を歴史の中で見ながら、
地球上の自然の変化の問題を指摘し、
現状が本当にゆたかなのかと子どもたちに問うている原稿です。
そして、 これからは自然と人間活動の調和をめざしていかなければならないという 大きなテーマを掲げて締めくくられています。
20年近く経った今も、その問いは続いています。」と。

私はもうすっかり忘れておりました!
本当にすっかり忘れていましたが、ちゃんと書いておくものなのだと、 
改めて、このところいい加減になっている自分への自戒を込めて思います。  

    よい一日を!            くろ



○△□往復書簡・復信 bP5/2007.12.13

くろ さん

 教科書に載るということは、突拍子も無いものではなく、多くの人がそう思えるようでなければありえないことです。
 「真の豊かさって」いつもテーマですが40代でしっかり考え書いていたことが評価されるのはとても素晴らしいことです。
16年経っても色あせることなく、時代が過ぎたからかえって新鮮さが増して感じられているほど普遍的な文章なのでしょう。早くお目にかかかりたいものです。

 今日は急遽エコプロダクツ展にいってかえってきたところですが、多様な考え、多様な思い、実行に触れることが出来て少々混乱気味。いやあ〜〜世の中って本当に面白いですね。

  むこうやんま



○△□往復書簡・往信 16/2007.12.14

  「真のゆたかさとはなんだろう」引用の件ですが、教科書というよりは、国語の教材だそうです。私の書いたある部分、1ページ分を抜粋し、ある一文を空白にして、適切な文を選択するような形式のようです。テスト用なので、来年夏まで、それが使われるまで、内緒なのだそうです! ですから、私は8月まで、どのように使われているのかみることはできない、、というわけです!

 国語でこのようなタイトルや表現が使われるということ、
 確かに、時代が追いついてきているというのでしょうか。 ということは、私はさらに前に進まなければいけないのかな、と、
 いい加減に考え動いていけない、というメッセージをいただいたような想いです。

  昨日と一昨日は、バリの気候変動枠組み条約会合の状況調査に出かけた足立氏から電話があり、いろいろな状況報告等聞きつつ、いろいろ打合せました。
 昨日は、飯島博氏が東工大の公開講座でお話をするというので、出かけてきました。
 大学の先生にとっては、彼は一番わからない存在でしょうね。
 でも、今、彼のような発想と行動を大切にする社会に日本の未来があると想うのです。

 というわけで、まだ内田編集長からの宿題も、滞ったままです。
 何とか、頑張ってみます!
                                      くろ



○△□往復書簡・復信 bP6/2007.12.16

くろさん。
 人生は出会いで決まる。とも言われますがお互いによき出会いを重ねているようです。
 このところ5年くらい前までとは全然違った展開のしかたになることが多いように感じます。
 私の何かが変わってきたんでしょうか。
 多くの人もそんな体験をしているんでしょうか。
 なんとなく小沢徳太郎さんの講演会に出かけてくろさんに会い、羽鳥さんを紹介していただき番頭さんまで楽しみながらプロデユースする音楽祭まで発展できたり、また11月にはいってからのシャロムの臼井さんとの出会いも、やっとお会いできましたねお久しぶりですね、と出会いが必然だったように思えるものでした。
 出会うべき人には必ず会う、一瞬早くも遅くも無く・・・・。と言う言葉がありますが偶然なんかではなく会うべくして会っている感じす。
 それぞれが違った角度でお付き合いや経験を重ね、人脈も広げながらコラボレートして互いが深く重なりながら新たに展開してゆく、それが成長であり、安定であるのでしょう。 そんな中から意外なものが現れて来そうな予感です。
 先のことがわからないからわくわく楽しめるんですね。
                                  むこうやんま


○△□往復書簡・往信 17/2007.12.16

 むこうやんま さん
 おはようございます。
 今日は快晴。
 あざやかだった紅葉が茶色へとかわってきています!

 このところ、少しいろいろなことが雑になっている気がしています。   
 ゆっくり、じっくり、、と思っております。

  確かにそうなのだと、「人生は出会いできまる」ようだ、という意味、   
 今まで、余り深く考えてこなかったと反省をこめておもいます。     
 私自身を振りかえると、   
 出会いに恵まれていたにもかかわらず、   
 大切にしてこなかったような、そんな気がしています。   
 深い意味が少しずつわかってきたのは、   
 母の介護を終えて、自分自身のオーバーホールを終えてから、   
 多分、自分が何を求めているのかはっきりわかってからでしょうか、                                        くろ


○△□往復書簡・復信 bP7/2007.12.20

  くろさん。
 エコプロダクツも気づいて見れば、竹や木や火や農など自然に関するものへの関心は高いのですが、車や大会社のサイトには全然見向きもしていませんでした。 出会いは人生でも品物でもそうでしょうが、自分が求めている、関心を持っている部分でしか会えないようです。結局出会いはすべて自分が引き寄せているものともいえそうです。
 教科書に引用されると言うことは、時代が求めているからだと思います。
 そうですよ、自分がいつも少し先を歩んでいるから、時代が追いついてきて評価されるという繰り返しになるのでしょう。時々休みながら息長く頑張ってください。

 どんどん進んでゆくメールのやり取りを見ていながら、文章力のない私は傍観者を決め込んでいましたが素晴らしい出来だと思います。配布OKです。
                                  むこうやんま


○△□往復書簡・往信 18/2007.12.21

 むこうやんま さん、
 ”結局出会いはすべて自分が引き寄せているものともいえそうです。”とは、  確かに、おっしゃるとうり! なのかもしれないと、思える年齢になっています。   
 トラブルも、痛みも、自分がしらなかったことを学ぶ機会であると考えれば  
 前向きに対応できますものね。

 行動『多様ないのちを還す』の文章、    
 確かに私が書いてはいますが、    
 それでも、どこからか湧いてくるような、、、そんな感じです。    

 “「多様ないのちを還す」行動”の呼びかけ文を 昨日のJCSD第2回公開定期会合にご参加くださった70名余の皆様に、 『学際』第20号とともに配布しました。    
 そして、私のサイトとブログでも紹介しています!
                                       くろ


○△□往復書簡・復信 bP8/2007.12.22

くろさん。
 20年3月23日は私の65歳の誕生日です。
 この日は私にとっては通過点ですが、五風十雨農場としても「花の中山」計画の植樹際の日で記念すべき日となります。約6000平方メートルの山の枯れそうになっている赤松などを伐採し、桜、マロニエ、かえでなど花の咲く木を植えなおして、景観の向上、蜜源の確保などを地元の小学生、父兄、農場の会員など100名くらいで植林します。
 今朝で県の助成金の申請がやっと終わったところです。いくらでも補助がいただけるのは有難いことです。
 何かを計画している時って楽しいですね。「多様ないのち還謝」のくろさんと一緒でしょうか。
                                   むこうやんま

植樹会ロゴ
(クリックして下さい)

○△□往復書簡・往信 19/2007.12.23

むこうやんま さん
おはようございます!
何という夢のある誕生記念の行動! 
何と素敵なことでしょう!
誕生日に山に花を植えるとは!
何十年後、100年後を夢みて、、、。
むこうやんま さんのお誕生日とともに、お花のお山の誕生!

「多様ないのちを還す」行動のひとつに、ぴったり!
ありがとうございます!

私の誕生日は4月ですので、その日に私も参加して
私も100年後のお花畑を想像しながら、植えましょう!!!
来春が楽しみ!

味噌つくりにゆきたかったのですが、、。 しばらくは、頂くだけで我慢します!
その羊の毛ワークショップ! いいですね!
もうひとつの形の「多様ないのちを還す」行動ですね!
ほんとうに、うれしいクリスマス・プレゼント!

今年2007年は、私には新たな誕生から1年目の年。
少し冷たい風も雨も降りましたが、
今になってみれば必要な栄養素。
これからの60年、100年に向けて、
様々な大地を耕しはじめる年として過ごすことができました。

むこうやんまさんへ、農場長さんへ、大番頭さんへ、
みなさまへ
ありがとうございます。
感謝を込めて。 くろ


追記: アイデアをいただいて、こんなメイルを皆様に送りました。
     
「 親愛なる皆様へ
連休をいかがお過ごしでしょうか?

クリスマス・ギフトを何にしょうかと迷っていらしたら、
クリスマス・ディナーに何をしようかと考えていらしたら、

“生命系の収支”について想像力を発揮して、
「多様ないのちを還す」行動を試みていただけないでしょうか?

新年明けてから、
「多様ないのちを還す」行動のための“アセット創り”を始めます。
これは、
いろいろな“知恵、経験、知識、技能、情熱 等、”を
いろいろな具体的な場所や組織の活動を登録していただいて、
「多様ないのちを還す」行動を実際に行ってゆくための宝庫にして、
行動の幅の広がりと深まりと高まりをともに進めたいと願っております。

皆様の想像力を駆使して、
大切な方々に、斬新なクリスマス・ギフトを考え創りだして、
贈呈されますよう祈っております。

もちろん、
“「多様ないのちを還す」行動のための宝庫”への登録も大歓迎です。

  どうぞ、よい連休となりますように !
                                     黒坂三和子




12月24日 2007年 特別編  くろ・くに から、皆様へ

むこうやんま さんや私たちは、次のような行動を展開してまいります。
その最初の呼びかけ文を、12月20日に公表いたしました。
来年から順次、様々な行動を呼びかけてまいります。
いろいろな知恵やスキルや知識や経験を紡ぎ織りながら、多様ないのちを育て、多様な文化を再創してゆけるように努めてまいります。
どうぞ、ご賛同、ご協力、ご参加、ご支援を、こころからお願い申し上げます。

――― *** ―――
地球   “多様ないのちを還す”             
人は多様ないのちに支えられている

 私たちひとり一人は、空気を吸い、水を飲み、“多様ないのち”をいただいて、消化しおしっこ・う んこ等で外にだす行為をくりかえして毎日を生きています。とても不思議なことではないでしょうか。 私たち人類の祖先は、この青い惑星上の永い生命の流れから誕生してきました。空気と水と土と“多 様ないのち”は、私たちと、時間的にも空間的にも複雑につながり、それらが織りなす様々な姿や色彩 や響きは、人間の精神を育み、多様な文化の創造にも寄与してきています。
 このようなひとり一人の心身ともつながっている地球の生命系に対して、人間はある時代から、“生命 系の収支の帳尻”を合わせることなく、一方的に空気や水や土や“多様ないのち”を消費するだけにな り、むしろ生命系の原則では対応できずに害となる人工物を過剰に生産し使用し廃棄するようになって います。生命系や自然のもつ“循環や持続”の原則は、量的にも質的にも乖離したことによって、前と 同じように機能できなくなるほどの状態にまで至っています。気候変動、化学汚染、穀物供給の減少、 漁業資源の枯渇、未知の感染症の発生などで、私たち人間そのものの生存が危ぶまれる状況になるので すから、“多様ないのち”がやせ細ってくるのは当然です。
 ここで、素朴な問いが生まれてきます。私たちは、毎日頂いている“多様ないのち”にどう向き合っ  ているのか? 生命系の収支の帳尻を合わせるために、食べ物をつくり、選び、食べてきたのか? 食 べたものは、どのように体内で消化され、消化されなかったものはどのように土に還るのか? ウンコは なぜあのようなにおいがするのか、どのような役割をもっているのか?  
 このような最も本質的な問いに対して、“生きている”ものとして、“考える葦”として、私たちは真 摯に向き合う時を迎えているようです。今の工業先進国で生活する私たちの使命は、生命系のもつ法則 と調和した経済活動へと創り直すために尽力することでしょう。次の世代、愛する子どもや孫たちへ私 たちができる最大の贈り物は、多様ないのちの恵み溢れる地球そのものといえましょう。

『多様ないのちを還す』行動とは

 『多様ないのちを還す』行動とは、毎日頂いている“多様ないのち”の恵みに感謝をこめて、ただ一 方的に頂くだけでなく、頂いた“多様ないのち”を“還す”行為を展開してゆこうというわけです。こ れまで例のない行動ですから、“頂いたいのちをどのように測って、どのようにして還すの?”という問 いに応えることから始まります。共感してくださる方々の知恵と知識と経験を動員して対応しながら、 次の発想や行動へと展開してまいります。いろいろな方々に参加して育てていただいてはじめて、“還す” 行動の意味が深まり広がることになると考えております。

♪ 子どもを育てているお母さんお父さん、おばあさんやおじいさんには、

 いつも食べているものを、誰がどのように育てているのか、どこから来たのかを考え選べば、信頼で きる生産者の支援につながります。実際にハーブや稲やアサザを育てたり、お魚を飼ったり、子どもと いっしょに買い物をし、魚をさばいたりすれば、「いただきます」、「ごちそうさま」という言葉の真の意 味を学ぶ機会となるでしょう。一緒にトイレのお掃除をすれば、ウンコのにおいの大切さも知ることでし ょうし、”還す“とはどのようなことなのか学ぶでしょう。

♪ 小学生や中学生や高校生には、

 この食べ物はどこから来たの、誰が作っているの? そんなことを考えながら買い物にいってみまし ょう。野山で遊びましょう。鳥や虫を見つけ、樹や草や魚を触ってみる、取ってみる、食べてみると、 それが“いのち”と分かるでしょう。校庭で、ビオトープをつくってトンボやメダカたちの命の育みを 見れば、汗を流す爽快さとともに、“生きるいのち”の喜びを知るでしょう。

♪ 短大生、大学生、大学院生には、

 野山や原っぱや川や湿地や沿岸など、生きものを育む立地を回復する活動や研究を実際にやってみま しょう。援農や山林の手入れなど、身近な川の保全やブナ森の育成、またアホウドリやオランウータン、 シロタイガー、マングローブ林、熱帯林、など、世界的に絶滅危機にある動植物生息地の保全に携わる NGOの支援などで“還す”こともできるでしょう。

♪ 会社や組織に勤める方には、

 所属する組織の生産・販売する製品やサービス、そして日常業務が、自然とどのようにつながってい るかを想像し、組織としてNPO支援や森づくりや援農はいかがでしょうか。特にCSRや環境担当者は、 CSR報告書の作成とともに、企業行動に伴う立地や資源の利用、排出物等による生命収支バランスに対 応する生産方法の刷新や創造的な発想によって、”頂いたものを還す”行動ができないでしょうか。

♪ 団塊の世代やシニアには、

 現役時代に世界各地を飛び回り活躍しながら日本の経済成長に貢献された皆様を、実は後ろで静かに 支えていた“多様ないのち”に対して、これまで蓄積されてきた様々な知識と技術と知恵のアセット を駆使して様々な“還す”行動を展開していただけないでしょうか。

未来にむけて、いのちと文化の再創築

 このような様々な“還す“行動は、子どもの心身の発達にも、大人の心の健康にも、多様な文化の 再創築にも、意味深い役割を果たしつつ、地球の生命系や自然の能力を十分にとりもどすという希望 をもたらし、未来を創る行為ともなりましょう。
 2010年に生物多様性条約第10回締約国会議の愛知・名古屋開催を機会に、日本からの発想であり、 最も本質的でありながら、身近で容易にできる行動として呼びかける予定で準備を進めます。私たち 日本人が「人間の終の希求と、46億年の歴史を有する生命系進化の可能性との双方を、未来につなげ る」大切な役割を果たすことになり、また自己向上の機会ともなるでしょう。
 この未来を切り拓く“多様ないのちを還す”行動に対して、様々な分野の皆様からのご賛同、ご協 力、ご参加、ご支援を、こころからお願い申し上げます。
                                            20071220


発起人

飯尾  歩  中日新聞社論説委員
飯島  博  アサザプロジェクト代表
市田 則孝  バードライフ・アジア代表  
大塚万紗子  国際海洋研究所日本支部事務局長 
瀬口和矩   ビオトープネットワーク京都副理事長 
中静 透  東北大学生命科学研究科教授 
廣田  修  サークルてのひら島  
向山 邦史  五風十雨農場代表
足立 治郎  「環境・持続社会」研究センター(JACSES)
黒坂 三和子 「持続可能な発展のための日本評議会(JCSD)事務局長

連絡先:VYQ06062@nifty.com   http://miwako-kurosaka.com/


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どうぞ、皆様、よいお年をお迎えくださいましように、。
2008年の皆様のご多幸を祈りつつ。

                                            2007年12月20日

( ご愛読ありがとうございました )

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